GOSEI SENTAI DAIRANGERSERIES No.17 — 1993

五星戦隊ダイレンジャー

スーパー戦隊シリーズ 第一七作
リュウレンジャー
大五
シシレンジャー
将児
テンマレンジャー
キリンレンジャー
リン
ホウオウレンジャー
六人目 — キバレンジャー・コウ
SCROLL — 気が満ちる
テレビ朝日系

1993年2月19日、金曜の夕方5時半。『ジュウレンジャー』が終わったあの枠から、これまでと違うオリエンタルな音が鳴り始めた。

  • 「誰がリーダー?」が決まらなかった。5人がほぼ横並びで、毎回ちがう仲間が話の中心になる。
  • 自分と同じ歳くらいの子(9歳のコウ)がキバレンジャーとして戦うのが衝撃だった。
  • 「変身!」のあと、拳法っぽい構えをみんなで取り合った。空手やカンフー映画のマネと地続きだった。
  • 「気力(きりょく)」という言葉を、力を込める掛け声みたいに使うようになった。
  • 気伝獣(龍・鳳凰・麒麟…中国の伝説の生き物)の名前を、図鑑のように言い合った。
  • 放課後はゲーセンで対戦格闘ゲームが全盛。番組の拳法バトルと頭の中で混ざっていた。
主題歌
五星戦隊ダイレンジャー 歌:NEW JACK拓郎/作詞:八手三郎/作曲:大野克夫/編曲:山本健司 公式音源を探す ↗
1993 年の空気
  • Jリーグ開幕 — 5月15日、日本初のプロサッカーリーグが開幕。サッカー人気が一気に高まった
  • 皇太子徳仁親王ご成婚 — 6月9日、祝賀パレードをテレビ各局が生中継した
  • ドーハの悲劇 — 10月28日、サッカー日本代表がロスタイムの失点で初のW杯出場を逃した
  • 曙が外国出身力士初の横綱に — 1月27日に昇進
  • 細川内閣発足・55年体制崩壊 — 8月9日、非自民・非共産の連立内閣が発足
  • 記録的冷夏と「平成の米騒動」 — 戦後最大級の米不作で、年末に緊急のコメ輸入が決まった
眠りは六千年。気と妖が、また巡り合う。
CHAPTER 01 — REIJŪ
第二展示室 / ダイレンジャー 1993
気力の五人と、大連王

龍・獅子・天馬・麒麟・鳳凰を宿した五人と、気伝獣が組み上がる大連王。立体になった戦士とロボを、実在する個体の写真で。

中国の霊獣龍・鳳凰・麒麟を、北斎や国芳が描いた

龍、獅子、天馬、麒麟、鳳凰。五人が宿す気伝獣は、東アジアの絵師が古くから描いてきた霊獣そのものだ。葛飾北斎の龍、狩野永徳の唐獅子、沈南蘋の鳳凰。ここに並ぶのは全部パブリックドメイン。スクロールすると回廊が横に流れる。

霊獣の回廊15図

額の右下に、対応する劇中の名を記す。

葛飾北斎『昇り龍』(1844年頃) — 北斎晩年の墨画の龍
葛飾北斎『昇り龍』(1844年頃) — 北斎晩年の墨画の龍 葛飾北斎 (Katsushika Hokusai) | 劇中:龍/龍星王
Public domain
尾形月耕『龍昇天』— 雲を貫いて昇天する龍の浮世絵
尾形月耕『龍昇天』— 雲を貫いて昇天する龍の浮世絵 尾形月耕 (Ogata Gekkō) | 劇中:
Public domain
歌川国芳 龍の浮世絵
歌川国芳 龍の浮世絵 歌川国芳 (Utagawa Kuniyoshi) | 劇中:
Public domain
沈南蘋『丹鳳朝陽図』(1735) — 朝日に向かう一対の鳳凰
沈南蘋『丹鳳朝陽図』(1735) — 朝日に向かう一対の鳳凰 沈南蘋 (Shen Nanpin, 清代) | 劇中:鳳凰/星鳳
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朱雀の石浮彫(魏晋時代)— 四神「朱雀」北京石刻芸術博物館
朱雀の石浮彫(魏晋時代)— 四神「朱雀」北京石刻芸術博物館 撮影: Shizhao | 劇中:鳳凰/朱雀
Public domain
狩野永徳『唐獅子図屏風』— 一対の唐獅子
狩野永徳『唐獅子図屏風』— 一対の唐獅子 狩野永徳 (Kanō Eitoku) | 劇中:獅子/星獅子
Public domain
東漢「銅奔馬(馬踏飛燕)」— 飛燕を踏む天馬の青銅像
東漢「銅奔馬(馬踏飛燕)」— 飛燕を踏む天馬の青銅像 Gary Todd | 劇中:天馬/星天馬
CC0
甘粛省博物館の銅奔馬(天馬)展示
甘粛省博物館の銅奔馬(天馬)展示 G41rn8 | 劇中:天馬
CC BY-SA 4.0
狩野探幽『麒麟図』— 江戸初期、麒麟の水墨画
狩野探幽『麒麟図』— 江戸初期、麒麟の水墨画 狩野探幽 (Kanō Tan'yū) | 劇中:麒麟/星麒麟
CC BY-SA 3.0
孔子が狩で麒麟を見出す図(18–19世紀)
孔子が狩で麒麟を見出す図(18–19世紀) 仇英・文徴明の原画に倣う | 劇中:麒麟
Public domain
古墳壁画の四神図(青龍・白虎・朱雀・玄武)6世紀頃
古墳壁画の四神図(青龍・白虎・朱雀・玄武)6世紀頃 Unknown / PD | 劇中:四神
Public domain
鳳凰の翼の下に蛇・亀・龍・虎(四神の集合)正民・19世紀後半
鳳凰の翼の下に蛇・亀・龍・虎(四神の集合)正民・19世紀後半 正民 (Masatami, Japan) | 劇中:四神/鳳凰
Public domain
白虎(高松塚古墳壁画)
白虎(高松塚古墳壁画) 高松塚古墳壁画 西壁(飛鳥時代)/撮影: Amcaja | 劇中:四神(白虎)
Public domain
玄武(高松塚古墳壁画)
玄武(高松塚古墳壁画) 高松塚古墳壁画 北壁(飛鳥時代) | 劇中:四神(玄武)
Public domain
青龍(漢代の青龍文瓦当)
青龍(漢代の青龍文瓦当) 被写体: 漢代の青龍文瓦当/撮影: 用心阁(Sameboat) | 劇中:四神(青龍)
CC BY-SA 3.0
31
札は31枚。
登場話・モチーフ・声優まで
一体ずつ書いた。
ゴーマ族・全怪人

確認済 23体・有力 8体(有力=記事に確度注記あり)。 米国版へ流用された怪人 17体(第2シーズン(1994))。

紐男爵(関連商品)
第1・2話
声:野本礼三
米:Pipebrain(MMPR S2)
第2話
声:檜山修之
第3話
声:日下秀昭
米:Gatekeeper(MMPR S2)
口紅
第5話
声:長門美由樹
米:Lipsyncher(MMPR S2)
鉄面臂張遼(関連商品)
鉄仮面・三国志の武将「張遼」
第7・8話
ノコギリ(鋸)
第7・8話
声:大月ウルフ
第9話
声:西尾徳
米:Mirror Maniac(MMPR S2)
第10話
声:吉田淳
米:Terror Blossom(MMPR S2)
磁石神父(関連商品)
磁石
第11話
声:赤星昇一郎
米:Magnet Brain(MMPR S2)
豆腐
第12話
声:大山豊
米:Trumpet Top(MMPR S2)
歌舞伎
第13・14話
声:千葉繁
米:Weldo/Bad Bookala(MMPR S2「The Great Bookala Escape」)
バイク
第15話
声:檜山修之
洋風の墓石
第15話
声:神山卓三
赤電話
第15話
声:むたあきこ
埴輪
第16話
声:増岡弘
米:Vase Face(MMPR S2)
指輪
第17・18・19・20・21・22話
声:渡辺るみ
ネックレス
第17・18・19・20・21・22話
声:荒井ゆか
イヤリング
第17・18・19・20・21・22話
声:中山由香里
陽炎
第23話
声:新井一典
米:Flame Head(MMPR S2)
有力
コピー機
第25話
声:吉川理恵子
米:Photomare(MMPR S2)
第26・27話
声:依田英助
マイク
第29・30話
声:郷田ほづみ
米:Beamcaster(MMPR S2)
有力
鳥カゴ
第32話
声:でんでん
有力
メディア
第33話
声:海津亮介
米:Showbiz Monster(MMPR S2)
有力
サボテン
第34話
声:斉藤暁
米:Needlenose(MMPR S2)
有力
大砲
第35話
声:頭師孝雄
米:Cannontop(MMPR S2)
有力
万華鏡
第36話
声:野本礼三
米:Scatterbrain(MMPR S2)
有力
パチンコ
第37・38話
声:本間しげる
米:Pachinko Head(MMPR S2)
有力
第39話
蟹(青い蟹のような姿)
第42・43・44話
鎧武者
第45・46話
声:柚原旬
CASE 04/ ANTAGONIST FILES — 封緘記録

ゴーマ族ダイ族と6000年戦い続ける妖力の一族 — 首領・幹部5件(巨大メカ:該当なし)

検体番号 17-S-00 / ORGANIZATION
ゴーマ族組織記録

6000年前にダイ族と覇権を争い、現代に甦った拳法・妖力を操る部族。ゴーマ怪人は巨大化爆弾で巨大化するため、固有名の巨大メカは持たない。

検体番号 17-S-01 / LEADER

ゴーマ15世

額に第三の目を持つゴーマの名目上の皇帝(指導者)。終盤、その正体をめぐる秘密が明かされる。

演:幸田宗丸
検体番号 17-S-02 / 中佐(三幹部筆頭)

シャダム

銀の鉄仮面で戦闘形態に変身するゴーマ三幹部の筆頭格。皇位継承権を持ち、皇帝の座を狙う野心家で、終盤の真の黒幕格。

演:西凛太朗
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検体番号 17-S-03 / 中佐

ガラ

金の鉄仮面を持つ女幹部。元はダイ族で、過去にゴーマへ転じた経緯を持つ。

演:天祭揚子
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検体番号 17-S-04 / 少佐

ザイドス

灰の鉄仮面を持つ三幹部の一人。怪力と雷を操る武闘派で、出世欲が強い。

演:田村円
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検体番号 17-S-05 / エリート幹部集団

ゴーマ四天王

第28〜31話に登場する東方天・南方天・西方天・北方天の4人からなるエリート集団。托鉢僧の姿をとり、三度傘の下に角を持つ異形の素顔を隠す。「四天合体」で合体四天王となり、重甲気殿の大圧殺で撃破された。

ゴーマ怪人
怪人総称

ゴーマ族の怪人はこの総称で記録される。巨大化爆弾で巨大化する。巨大戦はゴーマ怪人自身の巨大化によるもので、固有名の巨大メカは持たない。

出典:ja.Wikipedia 五星戦隊ダイレンジャー/toei-video.co.jp 五星戦隊ダイレンジャー特集(ゴーマ族・ゴーマ怪人の名称確認)
CHAPTER 03 — NANORI

天に輝く、五つ星。守護星を負う五人、劇中の名乗りのまま

リュウ、シシ、テンマ、キリン、ホウオウ。それぞれが天火星・天幻星といった守護星を負う。レッド=リーダーの図式をあえて崩し、五人を横並びに描いた群像劇だった。のちに九歳のキバレンジャーが六人目に加わる。列を開くと名乗りが立つ。

名乗り口上
天に輝く五つ星!五星戦隊ダイレンジャー!

各戦士が「○○レンジャー!守護星名、人物名!」と名乗ったのち、リュウレンジャーの「天に輝く五つ星!」を合図に全員でチーム名を叫ぶ。

リュウレンジャー(関連商品)
リュウレンジャー
RYU RANGER
演:和田圭市

横浜・中華街の中華料理店で働くコック見習い。23歳。
得物:双竜剣
守護星:天火星

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シシレンジャー(関連商品)
シシレンジャー
SHISHI RANGER
大五
演:能見達也

ペットショップ店員。24歳の最年長で剣道の達人。
得物:獅子棍棒
守護星:天幻星

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テンマレンジャー(関連商品)
テンマレンジャー
TENMA RANGER
将児
演:羽村英

世界王者を夢見る駆け出しボクサー。19歳。
得物:天馬ヌンチャク
守護星:天重星

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キリンレンジャー(関連商品)
キリンレンジャー
KIRIN RANGER
演:土屋圭輔

ヘアサロン勤務のカリスマ美容師。20歳。
得物:麒麟九節鞭
守護星:天時星

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ホウオウレンジャー(関連商品)
ホウオウレンジャー
HOUOUH RANGER
リン
演:高橋夏樹

中国から来た大学留学生。18歳。道士・嘉挧の姪。
得物:槍鳳凰
守護星:天風星

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客将・キバレンジャー 変身するのは9〜10歳の少年・コウ。子どもが6人目を担うという、シリーズでも異色の追加戦士。色は白。
出自:白虎真拳を継ぐ9〜10歳の少年・コウ/立ち位置:チーム最年少・白の戦士。気力の戦士団に後から合流/意義:6人目の担い手を「子ども」へ。年齢層を押し広げた
演:酒井寿
変身アイテム

オーラチェンジャー

「気力転身!オーラチェンジャー!」

オーラギャザーとオーラスプレッダーで構成。気力を込めて変身する。

5戦士共通

キバチェンジャー

「気力転身!キバチェンジャー!」

キバエンブレムとキバスプレッダーで構成する、白虎の戦士専用の変身具。

キバレンジャー専用
専用マシン・乗り物
  • キバーマシーン馬型バイク各戦士に1台(色名+キバー+号)最高時速300km。馬型に造形された専用バイク。
CHAPTER 04 — MACHINES
星官譜
ROBO & VILLAIN — GOSEI SENTAI DAIRANGER (1993)

ダイレンジャーの巨大戦力は「気伝獣」と呼ばれ、五体はいずれも名に「星」の字を持つ。そこで本章は星々を結ぶ星官譜の様式を借り、気伝獣とその合体あわせて十二件を綴じた。巻頭に五気伝獣、続いて合体系統と収蔵目録、末尾にゴーマ族の封緘記録を納める。

CASE 03/ GIANT MACHINERY — 巨大機械の間

巨大機械の間名に「星」を持つ五気伝獣と合体形態 — 巨大機械十二件

収蔵番号 17-R-01 — 17-R-12 全12件(五気伝獣5/天空気殿・大連王/追加の気伝獣・超気伝獣3/上位合体形態2)
CONSTELLATION CHART / 五気伝獣 → 天空気殿(四星) → 大連王(五星)
17-R-01

気伝獣龍星王

リュウレンジャーの龍型気伝獣。「武人変化」で人型の気伝武人龍星王に変形する。四星合体の天空気殿に加わり、五星合体で大連王となる。

17-R-02

気伝獣星獅子

シシレンジャーの獅子型気伝獣。天空気殿・大連王の構成体

17-R-03

気伝獣星天馬

テンマレンジャーの天馬型気伝獣。天空気殿・大連王の構成体

17-R-04

気伝獣星麒麟

キリンレンジャーの麒麟型気伝獣。天空気殿・大連王の構成体

17-R-05

気伝獣星鳳凰

ホウオウレンジャーの鳳凰型気伝獣。天空気殿・大連王の構成体

17-R-06

天空気殿

四星合体

星獅子・星天馬・星麒麟・星鳳凰の4体が組む飛行形態。龍星王やウォンタイガーと組み合わさる合体の土台になる。

17-R-07

大連王

1号ロボ

5体の気伝獣による合体武人。中華モチーフの意匠を持つ。

必殺大王剣・疾風怒濤
その先の合体へ(詳細は下の目録)
  1. 新星合体牙大王ウォンタイガー+天空気殿の4気伝獣
  2. 七星合体重甲気殿全7気伝獣・ダイムゲンが土台

追加の気伝獣・超気伝獣之部17-R-08 – 10

収蔵番号/名称区分合体・変形ギミック必殺技
08気伝獣ウォンタイガー2号ロボ武人変化キバレンジャーの白虎型気伝獣。単体で人型の気伝武人ウォンタイガーに変形して戦う。
09超気伝獣ダイムゲン巨大サポートメカ超武人変化大亀型の超気伝獣。普段は小さな亀「亀夫」の姿で、超武人変化で人型(超気伝武人ダイムゲン)にもなる。
10大神龍巨大サポートメカ善でも悪でもない秩序維持の超存在(宇宙生命体)。昇龍形態と龍神形態に変形する。敵味方いずれにも属さない。

上位合体形態之部17-R-11 – 12

収蔵番号/名称区分合体・変形ギミック必殺技
11牙大王※出典1系統構成:ウォンタイガー+星獅子+星天馬+星麒麟+星鳳凰3号ロボ以降新星合体ウォンタイガーと天空気殿の4気伝獣による合体武人。飛翔剣・木端微塵
12重甲気殿※出典1系統構成:龍星王+星獅子+星天馬+星麒麟+星鳳凰+ウォンタイガー+ダイムゲン最終・全合体七星合体全7気伝獣による最大合体。ダイムゲンを土台とする要塞形態。大圧殺

収蔵十二件は全件を一次照合済。十件が二系統以上の出典で確認でき、牙大王と重甲気殿の2件のみ出典1系統(ja.Wikipedia)。劇場版限定の巨大戦力は確認されていない。

出典の詳細(全12件)
  • 01 気伝獣龍星王出典:ja.Wikipedia 五星戦隊ダイレンジャー/bandai.co.jp SMP 五星合体 大連王(2023)
  • 02 気伝獣星獅子出典:ja.Wikipedia 五星戦隊ダイレンジャー/bandai.co.jp SMP 五星合体 大連王(2023)
  • 03 気伝獣星天馬出典:ja.Wikipedia 五星戦隊ダイレンジャー/bandai.co.jp SMP 五星合体 大連王(2023)
  • 04 気伝獣星麒麟出典:ja.Wikipedia 五星戦隊ダイレンジャー/bandai.co.jp SMP 五星合体 大連王(2023)
  • 05 気伝獣星鳳凰出典:ja.Wikipedia 五星戦隊ダイレンジャー/bandai.co.jp SMP 五星合体 大連王(2023)
  • 06 天空気殿 構成:星獅子+星天馬+星麒麟+星鳳凰出典:ja.Wikipedia 五星戦隊ダイレンジャー/bandai.co.jp SMP 五星合体 大連王(四星合体・天空気殿を記載)
  • 07 大連王 構成:龍星王+星獅子+星天馬+星麒麟+星鳳凰出典:ja.Wikipedia 五星戦隊ダイレンジャー/bandai.co.jp SMP 五星合体 大連王(2023)
  • 08 気伝獣ウォンタイガー出典:ja.Wikipedia 五星戦隊ダイレンジャー/bandai.co.jp SMP ウォンタイガー(2023)
  • 09 超気伝獣ダイムゲン出典:ja.Wikipedia 五星戦隊ダイレンジャー/bandai.co.jp SMP 超気伝獣 ダイムゲン(2024)
  • 10 大神龍出典:ja.Wikipedia 五星戦隊ダイレンジャー/toei-video.co.jp 五星戦隊ダイレンジャー DVD COLLECTION VOL.2
  • 11 牙大王 構成:ウォンタイガー+星獅子+星天馬+星麒麟+星鳳凰出典:ja.Wikipedia 五星戦隊ダイレンジャー(※出典1系統)
  • 12 重甲気殿 構成:全7気伝獣出典:ja.Wikipedia 五星戦隊ダイレンジャー(※出典1系統)
全機体 7 体
大連王(関連商品)

大連王

合体:龍星王・星獅子・星天馬・星麒麟・星鳳凰の5気伝獣が合体
必殺:大王剣・疾風怒濤
54 m / 288 t
第8話 初登場
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牙大王(関連商品)

牙大王

63 m / 336 t
第22話 初登場
重甲気殿(関連商品)

重甲気殿

62.5 m / 1,788 t
第31話 初登場
ウォンタイガー(関連商品)

ウォンタイガー

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超気伝獣ダイムゲン(関連商品)

超気伝獣ダイムゲン

第31話 初登場
現物を探す →
CHAPTER 05 — 50 STORIES

一話も欠けていない。全五十話のあらすじ・脚本・監督・放送日

「気力」を操るダイ族の末裔である5人の若者が、6000年ぶりに復活した妖力のゴーマ族に立ち向かう。当時の格闘ゲームブームを背景に、オリエンタルな意匠で統一された群像劇。

シリーズ十五周年。定番を一つずつ意識して外し、書き手ごとに挿話の色が変わる。最終回は五十年後を描いて幕を閉じた。まず節目から。

第1クール · 1993.02–1993.05

紀元前6000年ごろ、気力を操るダイ族と妖力を操るゴーマ族が覇権を争った。現代にゴーマが甦り、ダイ族の生き残り・道士嘉挧の導きで5人の若者がダイレンジャーへ転身する。第8話、5体の気伝獣が五星合体し、巨大武人・大連王が誕生する。

第2クール · 1993.05–1993.08

9歳の少年コウが白虎真剣の力で大人の姿のキバレンジャーに変身し、6人目として加わる(第17話)。第22話、ウォンタイガーと天空気殿が合体した牙大王が登場する。

第3クール · 1993.08–1993.11

超気伝獣ダイムゲンが現れ、七星合体・重甲気殿が完成する(第31話)。第37話からは気力と妖力の戦いを許さぬ大神龍がたびたび襲来し、戦況をかき乱す。

第4クール · 1993.11–1994.02

コウの母をめぐる宿命が決着し、道士・嘉挧もゴーマの皇位継承戦に敗れて世を去る(第45・46話)。最終決戦ではゴーマ幹部の意外な正体が明かされ、長きにわたる気と妖の戦いに決着がつく。

第1話

第1話「転身だァァッ」

1993.02.19

気を操るダイ族の子孫5人が道士・嘉挧のもとに集められ、6000年ぶりに甦ったゴーマ族との戦いが始まる。

第8話

第8話「おやじぃぃッ!!」

1993.04.16

巨大武人・大連王が初登場。龍星王と天空気殿が五星合体し、本作の主役ロボが初陣を飾る。

第17話

第17話「出ました新戦士(ニューヒーロー)」

1993.06.18

6人目の戦士キバレンジャーが初登場。白虎真剣に選ばれた少年コウがその力を受け継ぐ。

第22話

第22話「虎の子大秘術!!」

1993.07.23

牙大王が初登場。キバレンジャーのウォンタイガーと天空気殿が新星合体し、大連王とは別系統の巨大武人が生まれる。

第31話

第31話「また出た新戦士(ニューヒーロー)」

1993.09.24

超気伝獣ダイムゲンが登場し、七星合体・重甲気殿が完成。龍星王・天空気殿・ウォンタイガー・ダイムゲンが組み上がる最大形態が立つ。

第37話

第37話「必見!! でけェ奴」

1993.11.05

大神龍が初めて襲来。気力と妖力の戦いを許さぬ超越的存在が現れ、以後たびたび戦況をかき乱す。

第48話

第48話「壮絶!! 道士死す」

1994.01.28

導き手・道士嘉挧が、ダイレンジャーに看取られながら世を去る。物語終盤の大きな転換点。

第50話

第50話「行くぞォォッ」

1994.02.11

最終話。ゴーマとダイレンジャーの戦いが決着を迎える。

ソフト(DVD/Blu-ray)で辿る
VOL.1
VOL.1第1–5話
第2巻
VOL.2第6–10話
VOL.3
VOL.3第11–15話
VOL.4
VOL.4第16–20話
VOL.5
VOL.5第21–25話
VOL.6
VOL.6第26–30話
VOL.7
VOL.7第31–35話
VOL.8
VOL.8第36–40話
VOL.9
VOL.9第41–45話
VOL.10
VOL.10第46–50話
全話 目録数字を押すと、その回のあらすじが開く。=節目の回
CHAPTER 06 — SONGS

歌は11曲主題歌から挿入歌まで、クレジットつき

オープニングを歌うのはNEW JACK拓郎。中国風でありながら中国ではない、川村栄二の打楽器が全編に効く。

劇伴(BGM)
川村栄二

本編の劇伴(BGM)を担当。

OPENING THEME

五星戦隊ダイレンジャー

NEW JACK拓郎 作詞 八手三郎
作曲 大野克夫 編曲 山本健司
公式音源を探す ↗
ENDING THEME

俺たち無敵さ!! ダイレンジャー

NEW JACK拓郎 作詞 八手三郎
作曲 大野克夫 編曲 山本健司
公式音源を探す ↗
01
龍星王 〜大連王のテーマ〜歌:Funky Y.K./作詞:八手三郎/作曲:小杉保夫/編曲:吉田明彦
02
愛のソルジャー歌・作詞・作曲・編曲:つのごうじ
03
美しい花のように歌・作詞・作曲・編曲:つのごうじ
04
一気に集中!歌:Funky Y.K./作詞:小杉保夫/作曲・編曲:望月誠人
05
ゴマゴマゴーマ歌:つのごうじ、ピタゴラス/作詞・作曲・編曲:つのごうじ
06
風の戦士歌:石田よう子/作詞:白峰美津子/作曲:樫原伸彦/編曲:吉田明彦
07
火を吹けダイバスター歌:樫原伸彦/作詞:そのべかずのり/作曲:樫原伸彦/編曲:吉田明彦
08
誓い歌:Funky Y.K./作詞:そのべかずのり/作曲:小杉保夫/編曲:望月誠人
09
ウォンタイガーの歌歌:樫原伸彦/作詞:八手三郎/作曲・編曲:樫原伸彦
CHAPTER 07 — THE SEAM

海を渡った、この番組の映像Power Rangers への継ぎ目

米国版 Mighty Morphin Power Rangers(1994年・シーズン2)は、本作の戦闘・巨大ロボ映像を流用して作られた。ドラマ部分だけを米国で新規撮影した「継ぎ目」を、事実で示す。

流用された層(この番組の映像)
  • 巨大ロボ戦の映像
  • 大連王 → サンダーメガゾード
  • キバレンジャー → ホワイトレンジャー
  • ウォンタイガー → ホワイトタイガーゾード
新規撮影された層(米国側)

コアの5人スーツは流用せず、メカと白の戦士を中心に接続

対応するエンティティ
放送から三十年。箱はまだ残っている。
CHAPTER 08 — KURA

記憶の蔵いま中古市場に現存する現物

三十年経っても、大連王の拳を覚えている。

DX大連王の五星合体、ウォンタイガーの牙、ダイムゲンの甲羅。ここに並ぶのは全部、いま中古市場に現存する現物。眺めるだけでもいいし、値段を見て腕を組んでもいい。

いま新品で買える復刻

大連王 Dairen’oh

Amazonで探す ↗
復刻の系譜
dairenoh-robo
DX大連王(玩具)
1993
DX大連王(玩具)
バンダイ
DXウォンタイガー(玩具)
1993
DXウォンタイガー(玩具)
バンダイ
1993
DXダイムゲン(玩具)
バンダイ
SMP 五星合体 大連王
2023
SMP 五星合体 大連王
バンダイ
希少
toy · 1993

オーラチェンジャー(変身ブレス)

バンダイ

ダイレンジャーが「気力転身!」で変身に使う腕輪型アイテムを、放送当時になりきり玩具として発売。※当時(1993年)の定価は二次資料で確認できず未掲載。後年に大人向けで復刻(下記トリビア参照)。

  • 2016年、プレミアムバンダイ「戦隊職人」で6人目キバレンジャーの「キバチェンジャー」とのセットとして復刻(税込10,584円・2017年3月発送)。一部にダイキャストを用い、劇中変身音とキャストの名乗り台詞・LED発光を新たに搭載した。 [@Press(バンダイ公式リリース)] [電撃ホビーウェブ]
希少
DX大連王(玩具)
toy · 1993

DX大連王(玩具)

バンダイ / 当時 8,980円

気伝武人・龍星王に4体の気伝獣(星獅子・星天馬・星麒麟・星鳳凰=天空気殿)を鎧のように合体させる「五星合体」を再現したDX合体玩具。全高は約35cm。戦隊シリーズ初の鞘付きの剣「大王剣」などを付属する。牙大王や重甲気殿を再現するには別売の気…

  • DX大連王の金型は米国版『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』の「サンダーメガゾード」に流用された。2016年の米国Legacy版では、オリジナルのDX大連王には無かったダイキャストが新たに採用されている。 [My Shiny Toy Robots(玩具レビュー・二次資料)]
復刻
SMP 五星合体 大連王
model · 2023

SMP 五星合体 大連王

バンダイ

食玩プラモSMPによる復刻(2023年8月)。龍星王が気伝武人へ武人変化し、四星合体で天空気殿も再現できる。

希少
DXウォンタイガー(玩具)
toy · 1993

DXウォンタイガー(玩具)

バンダイ / 当時 6,500円

6人目の戦士キバレンジャーがあやつる気伝獣ウォンタイガーの玩具。気伝武人ウォンタイガーへの「武人変化」と、天空気殿との合体で「牙大王」になるギミックを再現する。

  • ウォンタイガーの金型は米国版『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』の「ホワイトタイガーゾード(White Tigerzord)」に流用された。 [RangerWiki — White Tigerzord/toys]
希少
toy · 1993

DXダイムゲン(玩具)

バンダイ / 当時 9,800円

亀夫が「天宝来来の玉」で変身した超気伝獣ダイムゲンの玩具。「七星合体!重甲気殿!!」の掛け声どおり、大連王ら各メカと合体させて最強形態・重甲気殿を再現できる。

  • ダイムゲンの金型は、米国版『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』のシャトル型メカ「トー(Tor the Shuttlezord)」に流用されたとされる。 [RangerWiki — Tor the Shuttlezord/toys]
disc

ダイレンジャー Blu-ray BOX

五星戦隊ダイレンジャー 音楽集
music

五星戦隊ダイレンジャー 音楽集

川村栄二による劇伴と主題歌・挿入歌を収めたサウンドトラック(日本コロムビア)。音楽集I・IIやミュージックコレクションなど複数の編集盤・復刻盤が存在するため、検索で実在の盤を選んでください。

駿河屋・超全集・ムック1点

価格・在庫は各販売ページ側で変わる。中古リンクはすべてアフィリエイト(成果報酬)リンク。
商品写真は各販売ページの提供画像を無改変で額装表示している(切り抜き・加工なし)。この蔵に収めきれない現物があと 88 点。上のリンクから辿れる。

CHAPTER 09 — VOICES

画面の外の、声公式映像とファンの反応

ファン・コミュニティの反応

投稿は実在の公開アカウント・スレッドへのリンク。本文は転載せず、リンク先で読む形にしている。

CHAPTER 10 — CREW

この番組を作った人たち制作クレジット

原作
メインライター
音楽
特撮監督
アクション監督
キャラクターデザイン
プロデューサー
スーツアクター(戦士・巨大)
  • リュウレンジャー大藤直樹
  • シシレンジャー喜多川務
  • テンマレンジャー蜂須賀昭二
  • キリンレンジャー石垣広文
  • ホウオウレンジャー村上利恵
  • キバレンジャー渡辺実
CHAPTER 11 — REFERENCES

公式資料で深掘り超全集・ムック・図鑑

本物の設定画やスタッフの言葉は、当時の公式資料に載っている。書影と入手先だけを、無改変で。

CHAPTER 12 — CHRONICLE

放送の、年代記作中の節目と、同じ年の世相を一本の川に

1993-02-19第1話
本編
第1話「転身だァァッ」

気を操るダイ族の子孫5人が道士・嘉挧のもとに集められ、6000年ぶりに甦ったゴーマ族との戦いが始まる。

1993-04-16第8話
本編
第8話「おやじぃぃッ!!」

巨大武人・大連王が初登場。龍星王と天空気殿が五星合体し、本作の主役ロボが初陣を飾る。

1993
世相
Jリーグ開幕

5月15日、日本初のプロサッカーリーグが開幕。サッカー人気が一気に高まった

1993
世相
皇太子徳仁親王ご成婚

6月9日、祝賀パレードをテレビ各局が生中継した

1993
世相
ドーハの悲劇

10月28日、サッカー日本代表がロスタイムの失点で初のW杯出場を逃した

1993
世相
曙が外国出身力士初の横綱に

1月27日に昇進

1993
世相
細川内閣発足・55年体制崩壊

8月9日、非自民・非共産の連立内閣が発足

1993
世相
記録的冷夏と「平成の米騒動」

戦後最大級の米不作で、年末に緊急のコメ輸入が決まった

1993-06-18第17話
本編
第17話「出ました新戦士(ニューヒーロー)」

6人目の戦士キバレンジャーが初登場。白虎真剣に選ばれた少年コウがその力を受け継ぐ。

1993-07-23第22話
本編
第22話「虎の子大秘術!!」

牙大王が初登場。キバレンジャーのウォンタイガーと天空気殿が新星合体し、大連王とは別系統の巨大武人が生まれる。

1993-09-24第31話
本編
第31話「また出た新戦士(ニューヒーロー)」

超気伝獣ダイムゲンが登場し、七星合体・重甲気殿が完成。龍星王・天空気殿・ウォンタイガー・ダイムゲンが組み上がる最大形態が立つ。

1993-11-05第37話
本編
第37話「必見!! でけェ奴」

大神龍が初めて襲来。気力と妖力の戦いを許さぬ超越的存在が現れ、以後たびたび戦況をかき乱す。

1994-01-28第48話
本編
第48話「壮絶!! 道士死す」

導き手・道士嘉挧が、ダイレンジャーに看取られながら世を去る。物語終盤の大きな転換点。

1994-02-11第50話
本編
第50話「行くぞォォッ」

最終話。ゴーマとダイレンジャーの戦いが決着を迎える。

CHAPTER 13 — FUKABORI

奥の間制作の裏側、出典を確認できた話だけ、全19章

『ストリートファイターII』への対抗心、書き手ごとの分担、五十年後を描いた最終回。載せたのは出典を確認できた話だけ

設定

中国文化を、世界観も音楽も全部に行き渡らせた。

前作ジュウレンジャーのファンタジー色との差別化として、キャラクターから世界観・音楽まで中国文化を統一テーマに据えた。デザインを手がけた野中剛は、1993年当時の烏龍茶ブームなど「中国文化が日本に浸透してきたこと」が採用の背景にあると推測している。

確認済
キャスト

6人目の戦士は、放送当時、小学6年生だった。

6人目の戦士キバレンジャー/コウを演じたのは、放送当時小学6年生だった酒井寿。スーパー戦隊シリーズ最年少の変身ヒーローを子役が背負った点でも異色の作品となった。

確認済
評価

戦隊の定番を、ひとつずつ意識的に外していく。

説明的なセリフを避けて映像で見せる、巨大ロボ戦のない2話完結回を置く、司令官が物語の途中で袂を分かつ――など、戦隊の定番を意識的に外した実験的な作りが多い。子供向けの枠で攻めた作風から、後年「大人が観ても面白い戦隊」として再評価される一作になった。

確認済
制作

書き手ごとに、挿話の色がはっきり変わる。

メインライターは前作ジュウレンジャーから続投の杉村升、音楽は川村栄二が担当した。サブライターには担当キャラクターが割り振られ、荒川稔久が「ゴーマ三バカ」、藤井邦夫が悲劇のヒロイン・クジャク、井上敏樹が魔拳士ジンを書くなど、書き手ごとに色の異なる挿話が並んだ。

確認済
設定

味方でも敵でもない、第三の存在が現れる。

物語終盤に現れる大神龍は、善悪を超越した存在として描かれる。ダイレンジャーとゴーマの戦いそのものが宇宙全体の災いになると見なし、ヒーロー側にも敵側にも与せず両者まとめて滅ぼそうとする――味方でも敵でもない超越者という、戦隊では珍しい第三勢力である。

確認済
評価

爽快な大団円を、あえて拒んだ最終回。

全50話の最終回(第50話「行くぞォォッ」)は、爽快な大団円で締めない異色の幕引きとして知られる。気と妖の長い戦いに区切りがついたのち、時を50年隔てて次の世代の若者たちが新たなダイレンジャーとなり、戦いが世代を超えて再び始まる――という余韻を残して物語を閉じた。

確認済
設定

「気」を力に変えて、それぞれの拳法で戦う。

ダイレンジャーは大自然の力である「気」を体内で「気力」に変換し、各自が得意とする中国拳法で戦う。5人の技や戦い方が流派として描き分けられているのは、この設定が土台にあるためだ。

確認済
設定

敵の怪人は、もとはダイ族の出身だった。

ゴーマ怪人ガラは、もとはダイ族の出身で、聖獣・孔雀(クジャク)の幼なじみだったという過去が劇中で明かされる。敵側にダイ族の出自を持たせる作りは、善悪を単純な二項に置かない本作の語り口と地続きである。

確認済
設定

敵の中枢に、家族の物語が埋まっている。

ゴーマ三幹部の一人シャダムは、阿古丸と、キバレンジャー/コウの父でもある。敵の中枢に主要人物の血縁を置くことで、終盤の対立に家族の物語が重なっていく。

確認済
制作

裏には『ストリートファイターII』への対抗心。

中国拳法をモチーフに据えた背景として、テレビ朝日のプロデューサー梶淳は、当時人気だった対戦格闘ゲーム『ストリートファイターII』への対抗意識があったと述べている。

確認済
制作

スーツの中身は、全員が中国武術の経験者。

変身後のスーツアクターには、全員、中国武術の経験者を起用した。拳法を前面に出した作品ゆえに、アクションの土台から専門性をそろえている。

確認済
制作

OPのCG合成は、この作品が最初だった。

スーパー戦隊シリーズでオープニング映像にCG合成が用いられるようになったのは、本作からである。

確認済
ボツ案

幻のタイトルは『中華戦隊チャイナマン』。

企画段階では『中華戦隊チャイナマン』というタイトル案があった。シシレンジャー/大五を演じた能見達也も、最初に聞いた名称は「チャイナマン」だったと述べている。

確認済
ボツ案

レッドの配役は、当初は別の人の予定だった。

配役は当初、土屋圭輔がリュウレンジャー/亮、和田圭市がキリンレンジャー/知を演じる予定だったが、のちに変更された。放送版では和田圭市がリュウレンジャー/亮を演じている。

確認済
キャスト

あのGジャンは、和田圭市本人の私物だった。

最終話、5人が別れるシーンで和田圭市が着ていたGジャンは、和田本人の私物だった。

確認済
キャスト

口から吐いたのは、泥ではなくチョコフレーク。

シャダム役の西凛太朗が刺されるシーンで、実際に口から吐き出したのは泥ではなくチョコフレークだったという。

確認済
評価

当時は「シリーズ15周年記念作」だった。

放映当時、本作はスーパー戦隊シリーズ15周年記念作品と位置づけられていた。その後『超力戦隊オーレンジャー』からは『秘密戦隊ゴレンジャー』を起点とする20周年記念へと数え方が切り替わっている。

確認済
評価

目標は、あの『ジェットマン』を超えること。

プロデューサーの梶淳は、群像劇や型破りな要素という点で、前々作『鳥人戦隊ジェットマン』を超えることを目標にしていたという。

確認済
考察

「差別化」という動機が、いつしか作品の背骨になった。

本サイトの見立てでは、ダイレンジャーは「前作と差別化する」という制作上の動機を、作品の主題そのものへ押し上げた点に独自性がある。デザイナー野中剛が語る中国文化への全面置換は出発点にすぎず、巨大ロボ戦のない2話完結、説明を避ける映像本位の演出、善悪のどちらにも与しない第三勢力・大神龍、そして爽快な大団円を拒んで50年後へ飛ぶ最終回まで、本作は戦隊の定石を一つずつ崩していく。差別化という外向きの理由が、いつのまにか「型を外すこと自体を背骨に据える」という内向きのテーマに転化している。後年「大人が観ても面白い戦隊」として再評価されるのは、この一貫した逸脱の姿勢があるからだ。

有力
編集ノート — 事実の文脈づけ

「明確なリーダー不在」への挑戦

従来のレッド=リーダーという構図を取らず、群像劇として描いた点が当時のシリーズでは挑戦的だった。

最年少の追加戦士キバレンジャー

第17話から登場するキバレンジャー=コウは、9〜10歳の少年が変身する追加戦士。

「中国っぽいが中国でない」音楽と意匠

前作までのファンタジー路線と差別化するため、キャラ・世界観・音楽までオリエンタルな要素で統一。劇伴は中国・和の打楽器をエレキに重ねたサウンドで、主題歌の作曲は大野克夫。

当時の格闘ゲームブームを背景にした企画

対戦格闘ゲームが社会現象だった時期に、拳法・気力をテーマに据えた。技名や構えを意識した殺陣が、当時の子供のゲーム体験と地続きだった。

実際の中国拳法を採り入れた殺陣

5人が使う拳法には実際の中国拳法が採り入れられ、名乗りポーズも各自の拳法を反映している。変身後のスーツアクターには全員、中国武術の経験者が起用された。アクション面から既存作との差別化を図った作品。

シリーズ15周年として「定番」を意図的に壊す

本作は当時シリーズ15周年記念と位置づけられ、それまで踏襲されてきたパターンをあえて崩す試みが重ねられた。テンマレンジャー・将児を演じた俳優は、主演5人が「今までと違うものを演じる」気概で挑んでいたと振り返っている。

ライターが「編」ごとに物語を分担した、シリーズ唯一の試み

杉村升がメインの大きな流れを作り、藤井邦夫が「クジャク編」、荒川稔久が「ゴーマ3ちゃんズ編」、井上敏樹が「魔拳士ジン編」と、各ライターが担当の物語を受け持った。話をライターごとに振り分けたのは戦隊シリーズ史上初にして、いまのところ唯一の試みとされる。

仮題は『大拳者(ダイケンジャー)』、幻の「チャイナマン」案

タイトルの「ダイ」はスタッフによれば単純に「“大”レンジャー」が由来。企画段階の仮タイトルは『ダイケンジャー(大拳者)』で、さらに『中華戦隊チャイナマン』というネーミング案もあったとダイゴ役・能見達也が証言している。

劇伴は川村栄二、キャラデザに漫画家マイケル原腸

音楽(劇伴)は、すでに仮面ライダーシリーズなどで実績のあった川村栄二が担当。同じ年に劇場用『仮面ライダーZO』の音楽も並行して手がけている。キャラクターデザインは篠原保に、漫画家・イラストレーターのマイケル原腸を加えた2人体制で進められ、ゴーマ幹部・怪人のデザインにはメイン監督・小林義明の意向が大きく採り入れられた。

金曜夕方枠で全50話・約1年放送

テレビ朝日系の毎週金曜17:30〜17:55枠で、1993年2月19日から1994年2月11日まで全50話が放送された、スーパー戦隊シリーズ第17作である。

最終回は「50年後」の後日談で幕を閉じる

最終回のラストは、戦いを終えたメンバーが別れたのち放送から50年後の未来へ飛び、彼らの孫世代がゴーマ族の残党と戦うダイレンジャーを継いでいる場面で締めくくられる。

米国MMPRは巨大ロボ戦の映像を流用

本作の要素は『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』第2シーズンに採り入れられ、巨大ロボ戦の映像はサンダーゾード(Thunderzords)として使われ、キバレンジャーのスーツはホワイトレンジャーに転用された。

OP・EDともNEW JACK拓郎が歌唱

オープニング「五星戦隊ダイレンジャー」とエンディング「俺たち無敵さ!! ダイレンジャー」はいずれもNEW JACK拓郎が歌い、作詞は八手三郎、作曲は大野克夫が担当した。

メイン監督は小林義明、東映Pに白倉伸一郎

メイン監督は小林義明が務め、プロデューサーは梶淳(テレビ朝日)・鈴木武幸・白倉伸一郎(東映)が担当した。

重甲気殿は「七星合体」の巨大武人

本作の最終形態「重甲気殿」は、龍星王・天空気殿・ウォンタイガー・ダイムゲンが「七星合体」して完成する合体武人である。

他作品との関係
映像流用

巨大ロボ・戦闘映像が米国版『Mighty Morphin Power Rangers』シーズン2で流用された(大連王=サンダーメガゾード、キバレンジャー=ホワイトレンジャー/ホワイトタイガーゾード等)。

ネタバレ(開くと結末に触れます)
泥人形だった幹部たち

終盤、真の皇帝はシャダムであり、ゴーマ幹部3名は泥人形であったことが判明する。

大団円にならない最終回

宇宙の秩序を守る大神龍の出現で両勢力が一時休戦。最終回は明確な決着を避け、50年後に再びゴーマが復活し、ダイレンジャーの孫世代が新たな戦いを始める後日談で幕を閉じる。

よくある質問
五星戦隊ダイレンジャーの映像は『パワーレンジャー』に使われたのですか?

はい。米国のMighty Morphin Power Rangers(1994年)が、本作の戦闘・巨大ロボ映像を流用して作られました。ドラマ部分のみ米国で新規撮影しています。おもに再利用されたのは巨大ロボ戦の映像・大連王 → サンダーメガゾード・キバレンジャー → ホワイトレンジャー・ウォンタイガー → ホワイトタイガーゾードです。

五星戦隊ダイレンジャーは全何話で、いつ放送されましたか?

全50話です。1993年2月19日から1994年2月11日まで放送されました。

五星戦隊ダイレンジャーの「6人目」(追加戦士)は誰ですか?

キバレンジャーです。白のキバレンジャー=コウは少年の戦士。気力の戦士団に遅れて加わる「6人目」。

五星戦隊ダイレンジャーの当時の玩具は今でも買えますか?

はい。フィギュアやDX玩具は日本の中古市場(駿河屋・メルカリ・ヤフオク等)に今も流通しています。各商品の現物リンクは本ページに掲載しています。